東かがわの棚田と溜め池へ。先日H氏に教えてもらった雑木林に入ってエビネの群生地を見に行く。
毎年ちょうど連休の頃が開花時期だそうだ。
沢のほうに上がって、枯れた竹の破片にうずもれながらかろうじて生きながらえている希少種を見に行く。
優美な造形ですなぁ。スケッチしてみる。これは関東には分布しないので、四国で初めてお目にかかった。
両岸を観察してみると荒廃竹林が根こそぎ崩れた斜面がある。間引きの手入れをしていないので竹が枯れる。すると根の支持力が弱くなる。大雨が降ると根の下を水が流れるようになり、剥離するように崩壊し、谷まで滑る。
枯れた竹の根茎は貧弱なものだ。
さて昼飯はいつもの自家製おにぎり。それに今日は自家製インスタント味噌汁を仕込んできたのでお湯を沸かす。小さなヤカンを来る途中スーパーで買ってきた。ここは石がないのでカマドが造りにくい。竹と番線を使ってヤカンを掛けてみた。
溜め池のほうは、コウホネが葉っぱを立ち上げてきた。もうすぐ花が咲く。
午後は草刈り。この斜面には残したい希少種が生えているので(苗を植えたものもある)、それを刈らないようにカマで手刈りする。実は、高知に行ったとき手打ち土佐刃物のカマを入手してきたのだ(窪川の道の駅で、1000円ちょいだった)。
残す植物(1)キキョウ。
残す植物(2)リンンドウ。
残す植物(3)オミナエシ。
草刈りしながらノビルをゲット。とうが立ってきたのでややカタそうだが、持ち帰って天ぷらにして食べてみよう。
いやあ、ノビルの天ぷらはほんとに美味しい。
たまにはこんなエネルギ―に満ちた野草を食わないと人間ダメになるw。