ドラム缶窯で炭焼き(2日目/窯出し)

昨夜のキャンプはホタルの乱舞と、おチビちゃんたちのご両親も差し入れをたっぷりご持参で来て盛り上がった。朝はMさんに五名ふるさとの家でのモーニングを誘われていたのだが、とりあえず子供たちにベーコエッグ入りのトースト。ベーコンはMくんが持ってきたN先生自家製のもの。

ベーコンといえば昨夜はMさんが徳島のブランド豚のスペアリブを持ってきたので南部鉄器 OIGEN ピアットで焼いた。いや美味かった、ごちそうさまでした♫

というわけで五名ふるさとの家でモーニング。朝は8:30から営業しているのだ。

そして広場の隅に設置してあるドラム缶窯を見せてもらった。

一般に一斗缶をセットする焚き口のところは特注の鉄板で作ってある。裏に囲いがあり火が上に回るように工夫されているのだ。ナルホド❗️

戻ると地元のOさんとKさんが見学に来る。地元の話などをいろいろ聞かせてもらう。お2人の住まいは88カ所の大窪寺にやや近いのだが、このところ海外のお遍路が増えているとのこと。

午前中はそれぞれがフィールドの作業。A君の案内で右の沢の森を見に行く。A君の手入れの成果が出てヤブがすっかり治っている。新しい植物も出てきて楽しみ。今年はこの筋の尾根まで上がってみたい。

Fjさんは田んぼの畔の直しを。

キキョウが出てきた。風の草刈りを始めてから芽生えの時期に刈られずにすみ、目立つようになってきたのである。

昨日、白鳥のHさんがチャノキ周りを草刈りしてくれた。

昼食はアオリイカの刺身、その残りとマダコも大ぶりのまま天ぷらに。カレーもちょっと残っていたので坂出からの新人AYAさんに食べてもらった。

魚介の差し入れはおチビちゃんたちのご両親の差し入れ(釣具店を経営している)。ゲキうまであった‼️

さて、炭焼きの窯であるが、なかなか熱が下がらない。どうも粘土による密封が甘く、空気漏れして中でまだ火が消えていないのかもしれない。とすれば、このまま放置しておけば全て灰になってしまうかも?

14:15、粘土を崩し、レンガを外して開けてみた。

やはり、奥の方はまだ赤い火が灯っていた‼️

取り出してみる。熱いので素手では無理だ。

お〜! けっこうキレイに焼けているではないか。

火がついているものはすぐに水をかけて消火した。

ちょうどMさんも駆けつけてくれた。

「大地の再生」の取材現場で何度か「伏せ焼き」(波板と土被せの簡易的な焼き方)を見ていたがそれは灰と生焼けのグラデーションになってしまい炭の歩留まりが悪かった。それよりもはるかに良い出来である。ざっと確認して生焼けはまったく見られず、灰の量も少なかった。

水をかけた炭はなかなか乾かないので土囊袋に入れて吊るしておくことにした。2本の酒瓶(4合瓶)の中には今回の木酢液が入っている。

というわけで、初めてのドラム缶炭焼きは大成功であった。炭材はFsさんがご自分の農場から運んできた伐採枝だが、月桂樹が多いようだった。伐採して間もない生木だったので割と時間がかかったのかもしれない。ともあれ、今シーズンこの炭を火鉢で使ってみるのが楽しみである。

帰りに田んぼの水やりをチェックする。7枚の田んぼを2つの沢の3つの水源から引いているので接続が複雑であるが、末端に木札で流入と配管の名称が記載されている。

この水面にホタルの光が反射していた昨夜の幻夢のような光景を思い出した。

お田植え祭→ホタル鑑賞→炭焼きキャンプ・・・がシリーズ化しそうですね❗️

次回は6/16です。トラノオやオミナエシの開花が見られると思います。いよいよ暑くなるので早めに草刈り開始ですね♫

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