今日は五名倶楽部主催の「棚田暮らしのワークショップ2025」第1回 野の花 生き物観察会 が開催されました。25名の参加者とともに、棚田周辺の植物や生き物について学び、自然と触れ合う充実した一日となりました。
午前中はO先生の解説による植物観察からスタート。まずは春の七草について学び、その後、渓流沿いをゆっくりと散策しました。道中、珍しい草花がところどころで花を咲かせていました。
特に印象的だったのは ユキモチソウ。里芋の仲間ですが、根茎には毒があり、口にすると痺れや腫れが生じることもあるため注意が必要です。ただ、植物は虫から身を守るため、少なからず毒を持っているものが多いという話に、皆さん納得の表情を浮かべていました。
植物観察の後はため池へ移動し、生き物観察を実施。もんどり を仕掛け、生き物の種類や数を記録しました。結果は以下の通りです。
- カワバタモロコ …… 22匹
- モツゴ …… 28匹
- メダカ …… 3匹
- かばやき(ドジョウ) …… 1匹
生き物の多様性を直接観察しながら、生息環境や棚田との関わりについて学ぶ貴重な時間となりました。
昼食には、かまどで炊いた ご飯 と、風味豊かな イノシシ汁 をいただきました。
食事の後は、参加者で 畔切り作業 を実施。棚田の維持に欠かせない作業に取り組みながら、協力し合うことで自然への理解を深めました。
ちょっと余談
I先生は観察会欠席して、ゴビ砂漠で土壌研究中。