脱穀終了!

五名へ向かう途中、大窪寺の紅葉をチェックしに立ち寄ると、イチョウは盛り・・・。

楓の方は一足遅れて、三色揃い踏み。

活動場所に到着してみると、前回の稲刈り後は雨が一日だけの好天続きで、稲架かけの稲束はまさに脱穀してくれ!と叫ばんばかりでした。

ただ、このところ会員諸氏はご多忙の様子で大勢の参加は見込めず、前日からH氏と二人で秘密兵器のハーベスタを投入して、そろそろと作業を始めていました。

今日4名の参加、さっそく足踏み脱穀機をセットして、若手のA君に昔ながらの脱穀を再現してもらいました。

のぎ(籾の頭に伸びた毛、育種が進むとなくなっている)の長い赤米は、機械に詰まりやすく、掃除もしにくいので、手作業でやってもらったというのが本当のところ。

イセヒカリ、いのちの壱、赤米、すべての脱穀終了。なんとか全部の田んぼで米作りができたものの、今年の実入りはいまいち。というか、年々減っているのか?H氏と収奪ばかりで肥しをやらないことを反省、これからの課題は土づくりということになりました。

お昼は、T女史のお土産、徳島ラーメン!猪肉・青菜入り。

素麺くらいしか喉を通らなかった夏からようやく解放され、火を囲むのが心地よくなってきました。

食後のもう一仕事、堰堤内の枯竹整理もようやく本格的に取り組むことができる気温になってきました。

春に切り出した青竹が葉を落としていたので、イノシシのぬた場のなかで炭に。

収穫したイセヒカリは、このあと籾摺り、選別をして11月23日 富田神社での新嘗祭に供えられる予定です。

次回からは、本格的に山仕事に入ります。

12月16日(日)冬の観察会を計画しています。静かになった溜池や、葉を落とした森に来てみませんか。詳細は後日、このブログで。

(報告:N)

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