沢の竹片付け、田植え機登場

今日は第4日曜日。定例活動日ではないのですが、有志のみ集まって作業をしました。まずは鉢箱への誘引花。キンリョウヘンのセットです。この場所は昨年入ったのですが、スムシにやられてしまいました。今年は気をつけねば。

ユキモチソウはそこかしこに咲いています。

何度見ても、シーズンが来るたびにハッとさせられる優美な植物です。

生息地の景観。数年前までものすごい竹やぶに覆われた場所もありましたが、手入れを繰り返してだいぶ爽やかになり花も多く見られるようになってきた。

さて、前々から気になっていた沢をせき止めている枯れ竹の山。これを全部片付けて広場に運ぶのは大変なので、とりあえず1カ所だけでも水流を通しておきたい。N先生と2人で片付けることに。

ビフォー。

アフター。この場所が上から流れてきた竹で完全に塞がってしまったのは2018年の秋。それまでも何度か台風でここに竹がよく溜まってはいたのだが。それでも竹だから完全なダムになるというわけではなく、浸透した沢水が下へと流れていた。

しかし土砂は溜まり続け、上流部の水位が上がった。そして土砂溜まりはヘドロ化して有機ガスを発生させる。そのためかスギの木が枯れてしまった。

重要なのは水を通すだけでなく、沢風が遮断されずに流れるということ。だから水流が繋がったら、その上空を風が通るようにヤブを払っておく。これだけでも有機ガスを抜くかなりの効果がある。

今日は子供たちが植樹をした。鉢植えのどんぐりの木が大きくなりすぎて、こちらに持ってきたのだった。

畦塗り、草刈りもされて、池のガマ類の刈り取りも行われて、これまででいちばんスッキリした棚田景観が出現していた。

池の堤にも、シャガの群落とともにユキモチソウが開花。

お墓のところのエビネも全開に。

ここは色が茶系で渋いのが特徴。

奥のキエビネがちょうど満開だった。

もう一株もそろそろ。今年はクマガイソウを再発見したいですね・・・。

唯一冬越ししたハチ箱は・・・

胴体の黒いオスバチが増えてきた。数日後に分蜂だろうか。

N先生がヤフオクで2条植えの田植え機をゲット。

H氏に運転の指導を受ける。今年は石高生らの人手が期待できないので救世主になりそうです♬

次回5/3はタンドール窯に火を入れます。