『IKUNAS』取材とタンドール料理

朝からピカ〜ンと晴れた。今日は定例活動日ではないのだが、取材の申し込みがあったのでGomyoへ。

イネはそれぞれいい感じで実っており・・・N先生とFさんの頑張りによって電柵がもう一段高くなっているのだった。

取材は雑誌『IKUNAS』からで、編集者のMさんがカメラマン伴ってを朝から訪れた。MさんはGomyo倶楽部Fさんの娘さんである(前回の観察会にもご夫婦で参加された)。

『IKUNAS』は香川県や四国の魅力を発信している年2回発行の雑誌(2015年創刊)で、食や伝統工芸などを掘り下げて紹介している。次号(2021.3月号)のテーマ【わたしだけの、聖地へ。】のなかで「身近にあるけれど実は尊いもの、守っていきたいもの」もまた聖地として捉え、Gomyo倶楽部だけでなく五名の人と風土なども取り上げたいそうだ。

敷地を自由に撮影していただいているあいだに、僕はハチ箱の様子を見に。やはり暑いのだろうお尻を入り口に向けて羽で風を入れているハチが並んでいるのだった。裏蓋を開けてみるとそれほど巣房は大きくなっていない。ちょっと底を掃除して、このまま見守ることにした。

昼はお客さんも来ることだし・・・とタンドール料理を準備。朝方仕込んでおいたナン生地を小分けして丸め、ラップしておく。

しかし、さすがにこの気温でカマドを焚くのはきつい(汗;)。

イノシシ肉のロースがあるというので半解凍して持ってきてもらったものを、出刃包丁でミンチにする。

クミン、チリペッパー、ガラムマサラ、カルダモン、コリアンダー、塩、それにパクチーを刻んで・・・

おっと忘れるところだった、ニンニクとショウガのすりおろし。

これに卵と小麦粉のつなぎを入れよく練って、金串にまいてシシカバブにするのだ。タンドール窯用のステンレス串はFさんが新しいものを作ってきてくれ、一度に数本の料理が可能になった。

前回は失敗して焼いているうちにミンチが剥がれ落ちてしまったので、作戦として胸肉の小片を滑り止めに刺してからやってみたのだが・・・。これがやはり難しい。暑いせいもあるのか、つなぎの卵の量が多すぎたのか、ゆるくて串にまとまってくれないのだ。

これは無理しても確実に落ちるなと思い、網焼きのハンバーグにした。ナンは成功したが、すくい網がなくて取り出しに苦労した。

もうちょっと具の水分量を減らしながら、かつ粘りが出るような工夫が必要だ。夏なら氷で冷やしながら練らなきゃダメか・・・。まあ、お客さんにはタンドリーチキンをつけて先にお出ししたのでなんとか形には・・・。

取材は午後早めに終わり、その後片付けや草刈りなど。しかし、この季節の昼間はまともな仕事はムリ! 帰りに道の駅「みろく」で牧場カフェのアイスクリームが美味しかったコト♬

次回の定例活動は9/6(日)です。ピザをやるにはまだ暑いなぁ・・・でも魚くらい焼きたいな、A君よろしく♬

▼『IKUNAS』ってSANUKIの逆さ読みだそうです、ナルホド。

どっぷり讃岐・四国の魅力 高松の雑誌創刊5周年(『朝日新聞DEGITAL』2020年4月11)

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