ピザとカレー、薬撒きの今後

7月2回目の活動日、ピザを焼くということで生徒たちが朝からたくさん来ていた。ピザのほうはM先生にお願いしたのだが、ピザだけではせわしないので僕がカレーを準備することにした。まだ昨年のイセヒカリが残っていたからである。

というわけで到着早々に生徒たちに仕込みを手伝ってもらったのだが、なにしろ夏のGomyoは暑い! 火をくべるのもけっこうキツイのである。が、ホールスパイスを砕いて調味し、香りが立ってくると生徒たちも俄然興味を示す。

囲炉裏用の薪はやや細いほうが使いやすいので薪割りもやってもらった。男子生徒は基本的に火を燃やすことや薪割りが好きで、ハマる生徒が多い(ありがたい♬)。

ピザ窯が温まってきた。でも割れ目から煙が出ている。そろそろ補修しなければ。

今日はほとんど生徒たちがピザ生地を伸ばし、自らトッピングして焼いた。

カレーが出来上がる。網の上で保温しておき、五徳(僕が家から持ってきた)の上で小さな羽釜を使ってコメを炊いてみる。中身はターメリックライスだ。蓋が反ってすき間が見えるので、木に十分水を吸わせて重石をかける。

コメは完璧に炊き上がった。やはり、薪で炊いたご飯は格別である。

午後は皆で草刈り大会。僕もエンジンカッターで電柵の下部や広場の上の段を風のトイレまで「大地の再生」式に刈りそろえた。

2面張り水路の水が澄んで、いい感じに植物が繁茂している。コンクリート三面張りで徹底掃除してしまう水路とは、その自然度は大ちがいである。

先日、Fjさんといもち病の薬撒きをやったのだが、その効果も現れているようだ。しかし、これが毎年続くとなると水性の動植物やため池の生き物たちにダメージを与える。それはこの会では絶対に避けなければならない(Gomyo倶楽部の意味がなくなる。ブログメニューの「会発足まで」を読んでほしい)。

なので来年は

1)肥料を入れすぎない(ケミカルな肥料を止め、外部からの牛糞も止める、敷地内の堆肥を使う)。

2)頑強な苗を作り、できれば手植えする。

3)除草剤の量を検討する(もしくはやめる)。

4)田んぼ周りの草刈りは畔とイネの間、電柵の下だけ短くし、それ以外はやや高くする(※毎回地際で刈っていると成長点が根元にある強いイネ科だけがはびこる。たとえば棚田に下っていくメインルートはエノコログサだらけになっているが、その雑草にもいもち病の病斑が出ている)。

を提案したい。4)に関しては最低限足のくるぶしの高さくらいは草を残して刈る。すると草のキャラクターは残るのでイネ科以外の雑草も残る。病変を防ぐには生物多様性を取り戻すのが鉄則である。

おやつはロールドオートと国産小麦のパンケーキ。今日はレーズン入り。仕上げにごまペーストと蜂蜜。

カワラナデシコが咲き始める。なでしこジャパンのナデシコはこの花なんだと生徒たちは知る。

次回は8/1です。まだまだ暑い日が続くので各自熱中症対策をお忘れなく。それにしても田んぼの水が心配!!!

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