輝くため池と田んぼと仲間と囲む食卓

今日も思いがけず晴れ渡り、ため池と田んぼがまるで光をまとったように輝く美しい日となりました。O会長ワークショップで手がけた石積みの歩道もすっかり風景になじみ、自然の一部のようです。

タナゴの放流に向け、先に放したドブガイも順調に更新を重ねています。春に観察されたモツゴのヒレについたグロキディウムは、なんと1㎝を超える稚貝にまで成長していました✨

“灌漑王国”の瀬戸内で、これほど美しいため池があることを知っている人が、果たしてどれほどいるでしょうか。適切に管理された水草、外来種や農薬の入らない澄んだ水には、元気に泳ぐ小魚たちと、宝石のようなトンボの群れ。10年以上にわたる丁寧な管理の成果として、ササや竹林のヤブ化も落ち着き、木々は大きく育ち、リンドウやトラノオなどの在来種も戻ってきました🌱(もちろん、意識的に草刈りをコントロールしています)

田んぼの泥底ではミジンコたちが蠢き、空を飛ぶように動き回る5㎜ほどのメダカの赤ちゃん。囲炉裏では焼き物を楽しみ、引き抜いたコナギをスープでいただいてみました。魚(アイゴ)が手に入ったので、揚げたり焼いたりしてオカズに。ごはんも炊いて、みんなで美味しくいただきました。その他、自家製冷凍餃子に、フキの煮物&佃煮、真竹のメンマと盛りだくさん🎵。それぞれの味が食卓を彩り、自然の恵みを存分に感じるひとときとなりました。

草刈り、蜜蜂の巣掃除、トンボの採集、そして鳥たちのさえずりに癒されながら、静かに帰路につきました。

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