神饌田のイセヒカリ、順調に育っている。
赤米もその独特な稲穂を付け始める。背が高いのも特徴的。
収穫が楽しみだ。
しかし、足下にはコナギの大群が・・・。ずいぶん栄養を取られているのではないだろうか。来年は堆肥などの補給と、除草の対策を徹底してみたい。
それでもヒエがほとんど付かなかったのは不思議である。初期除草が効いたのか? 写真は下の放置田のヒエ。
アプローチのスイカズラを愛でながら作業場所へ。
枯れ竹燃やしの続き。
そして奥のスギ周りの竹を切ってすっきりさせることに。ここが開けると、最初の開拓地であるシラカシの大樹とつながることになり、活動地が大きく変貌することになる。
スギの周りには枯れ竹が大量に寄りかかり、雑木も生えている。
手前の竹も伐採した。
伐採で明るくなると同時に、日差しを受けることにもなるので、作業中の水の補給も忘れずに。
さて、今日の昼は、予定通り徳島側の餃子屋さん「松尾餃子店」探訪。テイクアウト専門なのですが、頼めば中のテーブルで食べさせてくれます。
お寿司もおやじさんの手作り。左がぼうぜ寿司(イボダイ・シズ)、右が小アジ。やはり、この2つが抜群に美味しく、夏を感じさせてくれる。
これが餃子。豚、ニラ、ニンニク、それに親鶏のミンチが入っているのかコリコリとした食感もあり。皮パリ中トロでいくらでも食べられそう。なにしろおやじさんが次々に焼いてくれてたちまち満腹。ケンサキイカの寿司や手作りチャーシューなどもいただいた。ごちそうさまでした!
趣味で苔玉や菊などいろいろ栽培されていて、それらが店の前を飾っている。
裏手の擁壁に着生シダを育てており、小さなランが付いたりして興味深く観察。菊の咲く頃にまたお邪魔したいですね。
午後は同じ作業の続き。
石高女子も手伝ってくれる。
スギ周りには枯れ枝も落ちている。これはただ燃やすのはもったいなので薪用に切る。
火が散らないようにかき寄せて、最後は沢の水を汲んで消火。
立派な3本のスギが見えてくる。この左側にヤマザクラの樹があることを発見した。来年はお花見ができるかもしれない。
スギの左側に実を付けていたゴンズイ。ミツバウツギ科でクロクサギの別名がある。名前の由来は諸説あるが、牧野富太郎は新日本植物図鑑の中で「何にも役立たない木であることから。漁師が見向きもしない毒魚ゴンズイになぞらえた」としている。
明るくなったせいか様々なチョウが広場を訪れる。今日はイシガケチョウを見た。植樹はクワ科イチジク属のイヌビワ。これも増えてほしい美しいチョウである。