Gomyo倶楽部、3回目の定例活動日。降水確率60%のあやうい空模様。
曇り空に出発。途中で雨に遭ったが、現地に着くと上がって曇り空。涼しくて好都合だ。
まずはハチ箱へ。
巣門に集まり羽根を震わせているハチたちがいる。これは巣の中に空気を送って温度を下げているのだそうだ。おかげで巣の内部は常に34度前後に保たれているという。
内部を撮影すると、先々週からかなり巣が発達している。継いだ箱の支持棒にすでに巣がくわえられ始めてていた。
2週間空けたので底がだいぶ汚れており、ゴミの中に体長10mmほどのスムシの幼虫が多数いる。道具で掻き出して退治し、ハケできれいに掃除する。素手で仕事をしたがハチたちはおとなしく、手に止まっても刺されることはない。
ハチ箱の台には小さなアリがびっしりと集って歩き回っている。暑さで蜜がもれ出したのに集まっているのか? そういえば蜜のいい香りがする。これはもう殺すしかない。箱に刺激を与えないように、叩いて退治しまくった。
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集合場所に参加者が集まり始めた。
今日は石田高校OBの女性陣が3名参加。
だいぶ空間が広がってきた。沢が見え始める。
山側は竹に囲まれている樹木を助けるイメージだ。
今日は地面が濡れて、雨模様にもなりそうだったので、棚田跡の広場で枯れ竹を燃やしてみることにした。
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昼食は素麺♫
薬味もたっぷり用意され・・・
なんとサバ缶付き! そういえば「秘密のケンミンSHOW」で山形県民の秘密のごちそうで紹介されていたやつだね♫
これが、やっぱりメチャウマなのでした。いや~おかわりしちゃったよ、ごちそうさま!!
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午後の部、今日は涼しくてホント助かった。仕事はかなり進んだ。
運びきれない枯れ竹は、現地でこのように積んでおくと次回に運びやすい。
沢の一部が大きく開かれ、太いスギが姿を現した。
また、山側では3本立ちのシラカシが見え始めてきた。これはかなりの大樹なので、ここが広場になればシンボルツリーになりそうである。
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初参加の2名の高校生は、N先生の指導で棚田跡に粟(アワ)の苗を植える。
耕耘して即席に畝きりし、そこに苗を植えていく。こちらも成長が楽しみ。花はミツバチの蜜源になるのかな?
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枯れ竹の焚き火跡にはたっぷりの灰と燠炭ができた。水をかけておき、次回に燠炭を回収する。これはいい土壌改良材になる。とくに荒れ地を開墾して自然農を目指すとき、初期の酸性土壌を改良するのに最適かと思われる。
そして炭を回収した跡は、雑草やササも生えてこないのだから、今後の草刈りの手間も省ける。また、いっそのこと、ここで雑穀や蔬菜を育ててもいいかもしれない。いわば焼き畑である。
そんな展開も楽しみなのだ♫
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追伸:帰りに自宅の畑用に、伐採して運んだ竹竿を何本かちょうだいしました♫
本記事を含む2016年7月17日以前〜2014年3月16日までの記事は「森林ブログ・神流アトリエ日記」(http://sun.ap.teacup.com/tamarin/)からの転載です。作者は大内正伸で同一人物(本ブログの管理人)です。