五名は紅葉がピークを迎えていた。
讃岐平野のおむすび山と違って、ここはカエデ類も所々にある。
思わず車を止めて撮影してしまった。
我らがフィールドもすばらしい紅葉だった。東北のブナ林にはかなわないが、クヌギなど雑木林の紅葉もまたいいものである。
竹薪でお茶を沸かして、昼飯の仕込み。焚き火で身体を温める。
最近、薪ストーブを導入したというT先生。台風で倒れたクヌギ薪の太い方を持っていってもらう。そこで薪割りを見てあげる。シラカシもあったのでそれでクサビを2本作り、クサビによる割りを実演して見せると驚かれていた。
イノちゃんはさらに大暴れしているようである。沢へ下りた様子もうかがえる。ぬた場としても最適だし、堰堤の基部には流れて来た土砂や落ち葉で腐葉土ができていおり、そこに集まる小動物が格好の餌になっているのではないだろうか。
今日の目標は手前の大杉と奥の大シラカシを結ぶラインを切り開くことだ。
子どもたちがノコを使いたがっているので道具を取りに行ってきた。
まだまだ枯れ竹の太いものが木々にもたれ掛かっている。また、枯れ立ち木もある。上部はフジつるに絡まれていることが多い。
青竹もかなり伐った。今日はみなスパイク足袋を履いている。ものすごくグリップ力が強い。私も初めて使うのだが、いつも滑っていた斜面が全然平気なのに驚いた。
昼食は食事番のU先生の作、イノシシ汁。
赤いコンニャクはN先生のお土産、近江のコンニャクは赤いのだそうな。
ゆで卵も入れる。猪肉は柔らかくて美味しかった。小型の個体だったらしい。
子ども達も食欲旺盛な秋である♬
Aちゃんが何か持ってきた。
かえるだぁ〜。
入れそびれたすいとんをY君が練り始める。
子ども達がそれを製作(カエルは入れないでネ)。
ますます空は冴え渡り、紅葉がまばゆく映える。
ツツジの黄葉。モチツツジだと思うが、なかなか奇麗だ。
サルトリイバラもなかなか美しい。
食後にシラカシの枝を囲炉裏薪用にさばいていると、子供たちが焼き芋を持ってきてくれた。
午後も竹切りの続き。取水口のある沢沿いも整理する。
枯れ竹もこれだけ出た。
奥のシラカシまで見通せるようになった。ここにユキモチソウが戻ってくれるといいのだが・・・。
フユイチゴが実をつけ始めた。イノちゃんに突撃されたのか? 葉っぱがボロボロである。
次回の活動日には観察会を平行して行ないます。