クサガメとカワトンボ、素麺の季節

Gomyoに到着すると車止めの少し手前、コンクリートの車道の真ん中にタヌキの死骸が転がっていた。カラスやトンビにつつかれたのか、すでにあばら骨の中は空っぽになっている。S先生と山のほうに死骸を埋めに行ってきた。

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エビネの花は完全に終わって、実が結実している株があるのをS先生が教えてくれた。赤矢印がそれである。

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やがてこのように割れて種子が飛ぶ。種子はごく小さいものだそうだ。やはり受粉はハチが行なっているとのこと。

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ため池はコウホネが葉を広げている。

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コウホネの花が咲き始めた。

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池畔のカラムシになにやら毛虫が大発生している。

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フクラスズメ(ヤガ科シタバガ亜科)の幼虫だった。次回の活動日にはこのカラムシ群落は丸坊主になっているのではないだろうか。

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この季節は毛虫やイモムシをよく見かける。子供たちはイモムシで遊び始め・・・木の枝で「目!」とか言って遊んでいる(笑)。

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午前中、H氏は草刈りに専念。私は旅の疲れが残っていてあまり仕事をやる気が起きないのでため池にトンボの採集と撮影に行く。

ため池に近づくと手のひら大のカメがちゃぽんと音を立てて岸辺から水の中に逃げていった。少し先でもう一匹。H氏によればクサガメだろうと。ここには外来種のアカミミガメはいないのだ。

水路のクレソンの間でニホンカワトンボのつがいをゲット。羽が茶色いのが♂。

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淡いのが♀。しかし、個体数は少ない。前回もこれを狙っていたのだが取り逃がし、今回ようやく交尾中をネットイン。

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その後、クロスジギンヤンマと思われる個体を狙ってみたが何度も失敗して山のほうに逃げ去られる。また池に戻ってくるまでネットを持ってじっとしていると、足下にトノサマガエルがやってきた。今日は水路でイモリも見かけた。しかし、彼らは水路から永遠に出られないのではないだろうか。ちゃんとした這い上がりスロープを作ってやりたいが・・・。

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そうこうしているうちに昼食となる。今日はサバソーメンだ。せっかく竹があるのだから、流しソーメンは? という意見も出たが、当方は清らかな沢水がないので難しい。

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市販の白だしがなかなか美味しい。しかし、サバ缶合うな。

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子供たちもよく食べて、麺はきれいに片付いた。もう焚き火は暑くてうっとうしく、氷で冷やした素麺が美味しい季節になってしまった。

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午後からは竹の切り出しに行く。土曜日に会長(大内)宅で高校生たちに竹でのもの造りを指導する予定。その材料集めである。

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結局、4箱仕掛けてあるハチ箱にはまだその箱にもハチの気配はない。

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誘引植物のキンリョウヘンをセットしてあるのだが・・・。

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そうそう、今日は嬉しいことがあった。竹林を整備して明るくなった場所でアサギマダラを見たのだ。やはり、ひらけてくると昆虫が寄ってくるね♬ ハチ入らないかな〜。

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