雨なしの日々が続くGomyo倶楽部の田んぼ、今日は5割以上の確率で雨マーク。ここに来る途中、土砂降りの雨に遭遇したものの、通り雨のようでこちらに着いてみると雨が降った形跡なし。
が、10時を過ぎた頃から降り出しました。皆で囲炉裏の下で雨宿り。さてどれくらい降ってくれるか・・・。屋根下の雨落ちが塞がっていたので、カマで草を抜き、移植ゴテで水脈を掘りなおしまして、雨水が溜まらず下へ流れるよう誘導しました。
「大地の再生」の表層5センチの水通し・空気通しのテクニックです。これをすることで囲炉裏のかまち木の底の腐蝕や、奥の法面の崩壊を防ぐことができます。
N先生のお孫さんも参加。水切りを手伝ってくれました。子供はみなこの水切り遊びが大好きです。
残念ながら雨は早々に上がってしまい、皆でそれぞれの作業に繰り出すことに。僕が建物回りの草刈りを続けていると、お孫さんが手袋をしてガッツリ手伝ってくれた♬
Fsさんにかまどづくりをお願いしています。花崗岩のグリ石と砂で基礎ができていました。
そこにレンガの底を作り・・・
レンガを積んで仮組み。開口部は鉄枠を挿入するそうです。内外とも粘土を塗りつけて下地とし、外側はさらに漆喰仕上げを予定。完成が楽しみです♬
今日は僕のアトリエに居候中のH君を連れてきたので、茶の木のある法面の草刈りをお願いしました。H君は現在ヒッチハイクで日本を回っている20代の若者です。
H君に草刈りを指導しつつ、僕は草に埋もれていたトイレ回りを整備しました。トイレ穴も満杯で水脈溝や点穴も埋もれていたので、クワとスコップで掻き出しました。ドアの布が降りたままになっており、建物周りが草に埋もれ、草に覆われ水脈溝もわからないほどになっていたので、中に入るとムッとした嫌な空気がこもっていましたが、作業後は清涼な感じを取り戻しました。
トイレ穴の中は腐葉土と炭でサクサクに乾いており、臭いはまったくありません。トイレの使用に当たっては、普段はドアの布を巻き畳んで吊っておくこと、穴の前後の水脈溝が埋まっていたらそのつど草刈りと掘り出しをすることなどを、皆で共有して永く使えるようにしましょう。
トイレ穴の土はバケツにとってから下の畑にばらまきました。これを畑に散らせば大変いい肥料になるでしょう。
A君は池の泥上げをやってくれ、広場の小池にわずかに溜まった水を水槽に移して・・・
他所から救出してきたというミズオオバコの仮住まいを。ミズオオバコ(Ottelia japonica)は湖沼や溜池、水路、水田などに生える1年草の沈水植物で、香川県でも準絶滅危惧種になっているようです。
希少な沈水植物が生育する小規模ため池の環境特性と管理水準(農工研技報 204)>
秋に白に近い淡紫の花が咲きます。ちょっと楽しみです♬
ため池のガマ刈り取り中にタガメの卵を発見しました。すでに孵化した後の殻ですが、確実に生息が続いていることが確認されました‼️
ニホンミツバチはかなり旺盛でした。1段、継ぎ箱をしておきました。
次回の活動日は8/21です。まだまだ暑い日々が続きそうです。皆さま体調管理に十分ご注意くださいませ。