薪小屋と囲炉裏の燻(いぶし)

今年初めての作業日。まだ正月気分が残る中、深々と冷えた五名へ。薪小屋が絶妙な位置とサイズで仕上がりつつある。

担当のFJさんが廃材のパレットで床と2段目の床を製作中。子供たちはこんな作業を見るのが大好きだ。昔は街の中で様々な職人さんたちの手仕事が見れたものだったが、今は手仕事自体が消えつつある。

耕耘機で田んぼに入る。

麦も出てきた。麦踏みをしておいた。斜面の茶の木の周りのヤブも払っておく。

いつもの囲炉裏調理。僕は囲炉裏周りの調整・・・レンガの位置などを整え、2カ所の火を興して調理しやすいようにサポートするだけ、あとの調理は他のメンバーがどんどん作業を進めてくれる。

8年前、Gomyo倶楽部を創って僕が代表になった頃は、まだこの棚田跡の広場には、火を扱う炉も小屋掛けもまったくなかったのである。今ではピザ窯、タンドール窯、囲炉裏、ドラム缶炭焼き窯、レンガと土のカマド・・・ができており、作業日には毎回どこかで火が入れられる。

今日はFsさんがご自分で作られたカマドで薪火ごはんを焚いてくれ、MyumiさんとK嬢が具沢山の味噌汁を作ってくれた。

一昨年から参加している香川大学のチームが新たな計器類を増設している。

今後は水深や水温、風速など棚田に関わるデータをWebを通して遠隔で見れるようになります♬

Mayumiさんの作ってくれた囲炉裏の横木の魚がいい感じに燻されてきました。真新しい白木のこの魚が自在カギに組み込まれたのは2022年の夏(こちら)・・・。

煤を払って乾いたタオルで磨くと、黒光りして彫刻的な美しさが出てきましたね〜。さすがプロの作品はちがいます♬(Mayumiさんは木彫り教室の先生をしておられます)

こうしてまた一年、Gomyo倶楽部は歴史を刻んで行きます。本年もみなさまのご協力・ご指導をよろしくお願いしたします。

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