2021ユキモチソウ開花、お茶の葉の天ぷら

他グループとの交流作業を予定して17日(土)に定例活動を繰り上げしたのですが、雨で流れ、いつもの通り第三日曜日の活動になりました。雨上がりのいい天気です。先に偵察されたN先生の話ではユキモチソウもエビネも両方開花しているとのことで楽しみです。

が、まずは作業から。田植えが近づいて畔の草刈りや水路の手入れなど、いろいろやらねばなりません。今日は堰堤からの地下水路をつなぐ「桝(ます)」の掃除から。

高校生たち5人も積極的に手伝います。

水路の中も掃除しました。土砂が堆積してちょっとヘドロ化、ヤブ化していたので土に澪筋を切りなおして水の流れを作り、ヤブを適度に切り開いて水路の上を風が流れるようにしました。

うどん作りを手伝ってもらいました。

Hさんが囲炉裏用の五徳を作ってきてくれた。鍋を3つくらい載せれるので便利です!

手打ちしてこようかなと思ったけど、日の出製麺のうどん玉にしてみました。あと今回はゴボウの天ぷらをトッピングしました。

天ぷらも囲炉裏でやります。

わらびやお茶の新芽も揚げてみました。ほろ苦くて春の味♬

さて、午後から花々の観察散策にでかけた。個体数の調査も兼ねています。モチツツジ開花、今年は早いですね。

同じ場所にレンゲツツジが咲いていた。

雨上がりの好天で気持ちいいです。

ナルコユリ。

でた〜、ユキモチソウ!

相変わらず素晴らしいです。

これは小型の個体。サイズはかなりのバリエーションがある。

奥のほうはエビネはようやく開花、まだ蕾(つぼみ)が多い。

花を接写。ラン特有の、独特の複雑な構造をしています。

この群落に初めての高校生は感嘆の声をあげる。

ここは満開でした。

キエビネも開花。

土砂と落ち葉で埋もれていた小群落を掘り出しました。手前、葉っぱが黄色くなってしまった。

上の木の根の土砂が崩れてきたようだ。

この原因は、道とコンクリート擁壁が地面を締め付け、山から谷地田への空気循環を絶ってしまったことにある。山が崩れることで自然が空気を動かそうとしているのだ。解決するには斜面変換点やコンクリートの天端ぎわに穴を掘って抜きを作るのが良い。

ため池にはガマやコウホネの葉が出始めた。

シャガと共演するユキモチソウ。

3時のおやつにA君らが釣ってきたにニジマスを燻製に。

タンドール窯を利用して、チップはヤマザクラの幹を削ったもの。

半ナマなのでさらに炭火で焼きます♬

結局2枚おかわりしました(笑)。

小さい焼き網ほしいですね(>_<)。