棚田の暮らしワークショップ2023いよいよ最後のイベント、土づくりです。
暖冬暖冬といわれながら、ワークショップ当日は寒波到来の予報。前日には、五名って雪降るんでしょ?凍って登れないんじゃないの?との心配の声もありました。
そして当日、お日様のぞくも予報通りの寒波到来、でも皆元気に五名の棚田に上ってきました。
午前中は土づくりの協働作業。今年も無事棚田米を生み出してくれた田んぼに堆肥のお返しです。
神饌田の藁は石田高校の牛の餌にお嫁入り、代わりに石田高校から牛の堆肥が神饌田に運ばれていました。まずはみんなで堆肥の山を広げます。
高校生たちは、昨年から積み込んでいた五名の落ち葉や溜池のガマを踏み込んだ堆肥を次の棚田にせっせと運搬。
皆で牛の堆肥を拡げ終えると、移動して五名の堆肥を広げます。
次は、すっかり空になった堆肥置場に周りから落葉集め。皆、働く働く。あっという間に堆肥置場は新しい落ち葉や切り込んだガマで一杯になりました。
神饌田では、早速耕耘機が広げた堆肥を鋤き込んでいきます。新しくできた薪小屋に薪を積む人もいます。じっとしてると芯まで冷える寒波の中、みんな体を動かしてホッカホカでした。
お昼は猪肉の打ち込みうどん。石田高校U先生がいい塩梅のうどんを踏んでくれました。あたたかい打ち込みうどんが沁みました。
午後は竹細工です。打ち込みうどんの仕込みに引き続きFs夫妻が大活躍。事前に準備した青竹で、マイカップやランタン、バターナイフなどの小物づくりを手ほどきします。皆思い思いの作品を作ることができました。
五名茶に石田高校プレゼントのアスパラ茶や和三盆で一服して本年度のイベントは全て終了。解散後には雪の華が舞う五名でした。