小豆島からのお客様、稲藁のクラフト、及川さんのアトリエ

いつも創意工夫で新展開を持ち込んんでくれるFsさんがまた面白いものを持って来て見せてくれた。薪割り台である。キャンプブームでこのような台に取り付けるクサビが販売されているらしい。薪の小口をこの上に置き上からハンマーで叩くと割れるという寸法。

Amazonで調べてみたら2,000円台で売っているようだ。

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今日は小豆島から3名+子供1の見学者が訪れた。小雨模様でちょうど東屋周りの水脈がつぶれていたので、掘り返して炭や枝葉を入れることにした。

昨年、縄文小屋を作った小豆島のカフェギャラリー「うすけはれ」の店主、上杉くんを上流の沢に案内した。今日のメンバーは小豆島にこれから展開しるプライベートビーチでの活動の参考に・・・とやってきたのだ。

沢筋や山中の一部は若手のA君が熱心に「大地の再生」メソッドで手入れをしてくれているので、泥はかなり流れ去って、岩肌や砂地に水が流れているのが見える。ここには枯れ竹が散乱して沢が埋もれていた時代が長かったのである。

彼らは「僕らのこれからの活動の『完成形』を見ているみたいですね〜』と言ってくれた。

ため池の水位が下がり、ここぞとばかり泥上げやガマの刈り取りと搬出にかかっている。ゆる抜きができないため定期的に堆積物の掘り取り・刈り取りが必要なのだ。まだ試行錯誤の段階で、予算のないまま手間がかからず効果的な方法は見つかっていない。

お昼は炊き込みご飯と、鶏肉・きのこ・ワカメなど具沢山のにゅうめんと豪華だった。

皆で意見交換しながら囲炉裏を囲んで食べる。

新たなグッズもお目見えしていた。裁縫家のIZUMIちゃんがGomyoの昨年の稲わらを使って鍋敷きを編んでくれたのだ。美しい仕上がり‼️ 実は僕のアトリエの囲炉裏暖炉のある部屋用に円座を作るのが目的だった。その余技でやってくれたのだろう。

円座もすばらしいものができた。今期はため池のガマでも何か作れないだろうか?

教科書はウチにあるyuiさんの遺品で谷川栄子『草を編む』(農文協2000)である。

この本にはマコモやガマでもできるとある。

ガマの作例である。ため池を浅くしてしまうの厄介者のガマだが、刈り取って焼いたり肥料にするだけでなくこんな活用もできるのだ♬

上杉くんの息子さんが水生昆虫に夢中になる。

田んぼをつなぐ桝に水が溜まっており、そこに水生昆虫たちが集まっていた。タイコウチも今では珍しいものになってしまった。

食後は上杉君らの希望で五名在住の陶芸造形作家の及川さん(Gomyo倶楽部会員)のアトリエにおじゃました。

作品を見たあとアトリエの薪ストーブの部屋でお茶をいただいた。

その後、敷地などを見せてもらう。及川さんもまた新たなプロジェクトを構想中で協力を依頼された。

次回の活動日は2月4日です。田起こしの他にも水路の整備や樹木の剪定など作業はいくらでもありますのでふるってご参加ください‼️

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