ため池の浚渫(その2)、タンドール窯火入れ

「ため池浚渫作戦」進行中。根ごと引き抜いたガマを現地で焼きたいのだが、根っこは手強そうなので、まとめて上にあげておくことにします。高校生頑張りました!

今日はお待ちかね、前回レンガを積んで粘土塗りで仕上げたタンドール窯の火入れをします。楽しみ楽しみww。

さて、浚渫作戦の方は、泥水をポンプで沢の方に流し、少しでも湖底を広げようと、泥を舞い上げるための高圧洗浄機を持ち込んだのですが、エンジンが不良につき不発。

ともあれパレットで桟橋をつくってポンプのところまで行き、木の棒を使って櫂突き(かいづき)の要領で水中の泥をかき回し、モクモクと泥が舞い上がらせ、それをポンプで吸わせていたのですが、ポンプのストレーナーとして被せていた網カゴが、コウホネの根の破片で詰まってしまうのだった。

もう一個のポンプを回して水で洗いながら、なんとかごまかしごまかし続行。

けっこう大きなカメが何匹も出て来ました。

そして、キタ━(゚∀゚)━━━━!!!!!! N先生が、日本のため池天敵ウシガエルをげっとぉぉぉぉぉぉっ!!!!

で、でかいです。まだ冬眠の眠りから覚めないのかほとんど動きません。

さて、タンドール窯です♬  燃やし方は簡単です。上から竹を放り込んで火を点けるだけ。いったん火が点くとロケットストーブのようにゴーゴーと燃え始めます。

あまりに炎が高く上がるので屋根が燃えやしないかと心配になったほど。ここに大きめの薪を2本ばかり放り込んで、竹を足しながら燃し続け、薪が熾炭に変わったところで余熱が完了。約1時間といったところだろうか。ピザ窯よりずっと早い。

昼ご飯は魚(タイ)の入ったお味噌汁と、

時節柄、恵方巻きです! 昨年に続き、食当U先生らの力作なのだ。

この美しい断面を見よ!

そして今年の恵方に向かって丸かぶりしました!

さて熾炭もできてしっかり窯が熱くなったところでナンの生地を入れてみる。まず濡らしてよく絞ったタオルで窯内側のススを拭き取り、次いで伸ばしたナン生地を乾いたタオルに付けてぺたんと内側に貼り付ける。落ちないか?と心配もしたのだが、案外しっかりとくっついてくれた。

すかさず蓋をして空気穴の火力を調節する。

火力の調節は上蓋と、窯の下部の空気穴でやる。調整扉があるわけではないが、穴に塞ぎものをすればよいわけで。

ナンが膨らんできた。もう一息、焼き色がつくまでまた蓋をして待つ。

5分くらいでこんがり焼けた。取り出しには麺上げザルと割り箸を使った。

2枚目。このサイズなら一度に4〜5枚は焼けるだろう。

食べてみるとウマイ!!! 中までふっくらと火が通り、甘く香ばしいこと!!!

2回目は学生たちがチャレンジ。

これまたバッチリ焼けて大満足! 今回はバターもカレーもなかったが十分美味しい。次回はいろいろ準備してこよう。

剥がれ落ちとともにもう1つの心配は生地のスス汚れだったが、それはまったくの杞憂だった。こんな感じでほとんど汚れは付かないのである。

終了後、窯を観察すると割れが入っていた。まあ剥がれ落ちることはないのでこのまま使えるだろう。

さて、本日もう1つの懸案は、流し台への水の配管工事である。

かなり複雑な役物の組み合わせだが・・・

もう少し勢いが足りないようだ。

底穴を完全に塞ぐことに。

完成は次回です♬

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