脱穀体験・竹工作ワークショップ終了

前回のイベントから1週間しか経っていませんが、今日は「五名の棚田体験会」最後の脱穀体験です。N先生からイネの成長の話、脱穀のことなど説明を聴きます。

これは人力の旧型脱穀機、足踏み式です。

こちらはエンジン式。機械は1年に一回しか使わないので故障しやすいのです。今回、機械が調子悪く、なかなかはかどらず苦戦しました。

さて、今日はいよいよカマドに火を入れます。

窯底がまだ乾ききっていなかったので、しばらく空焚きしてから羽釜を載せることにしました。

窯の製作者のFsさんには申し訳ないんだけど魚をさばきを担当してもらいました。Mくんの釣果です。大きなマダイ他たくさの魚をさばき、刺身とあら汁の材料を切り分けてもらいます。まだ流しの水が出ないのでけっこう大変な作業です。

今日のご飯はクリとキノコ(ブナシメジ)の炊き込みご飯です。

汁は魚のアラ(頭と中骨)の味噌汁です。アラは別鍋で茹でこぼしてアク抜きしてから投入します。

Aくんの釣果は分厚い身のニジマス。半身は塩焼き、もう半分はちゃんちゃん焼きに。甘味噌はAくん自ら制作して持参。大好評でした♬

煙突の抜けも程よく、カマドはなかなか調子がいいです。グラグラと沸騰してきました。

さて、お昼。お刺身とあら汁をセットしてご飯を待ちます。

2.5升のご飯は短時間でしっかり炊き上がりました。さすが、カマドは熱損失が少ないです。

クリは地元の直売所で求めた大粒、あら汁もいい出汁の旨味ですばらしい味でした!

午後は竹工作組と脱穀組に分かれます。僕(大内)が作って日常に使っている竹・木の用具類をサンプルに持ってきて並べて、まずそれを見て作りたいイメージを浮かべてもらうことに。

皮付きサクラ材のカッティングボード、竹ピック、竹串類、スクレーパー

火鉢用の灰ならし、竹スコップ、鬼おろし

竹ピック、味噌漉しベラ。靴べら

ささら、豆腐刺し、バターナイフ(スプーン付き)、カップ、柄杓、スクレーパー

僕の説明を聞く参加者の皆さん。

まず竹割りの基本を実演して・・・

さっそく作業に入ってもらいます。

スプーンに挑戦。

しゃもじを作る。

ちょっと大きめの竹スコップ。持ち手の付け根のカーブのところが難しいので僕が小刀で手伝いました。

その間に脱穀組も頑張ります。

完成作品(ちょっと未完だけど)を手に、にっこり。竹細工、予想通り、みんな夢中になるねWW。

今日は椎茸が出ていた。すっかり忘れていたのをAくんが発見したのだった。

脱穀はなんとか終了し、怪我もなくイベント終了しました! 4回を通していろいろな学びがありましたね。また来年もよろしくお願いします!

次回は10/16です。囲炉裏の火が楽しくなる季節到来です♬

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