稲刈りイベント終了!

台風で延期になった稲刈りイベント、1週間後の今日、良い天気に恵まれました。刈り取った稲の結び方をMさんが実演してくれ、参加者が熱心に見守ります。

作業開始! 新撰田のイセヒカリを刈ってもらいます。あと最下段の赤米(台風で倒伏しました)が刈り残っています。

M君がアユの差し入れ。かなりいい型が混じっている。

Fsさんが串刺し作成♬

かまどは鉄の輪が入って完成してました。が、まだ土が乾いていないので点火式は次回へ。

というわけで、今回も三又カマドで羽釜を使います。米の量は2升5合、参加者は40人超なので足りない分はFsご夫妻が自宅で炊いておにぎりを持ってきてくれました!

ざくざくと小気味良い音でイセヒカリがどんどん刈られていきます。しかし、今年は夏の日照りがひどく、実りがよくないです。

下の段ではシシ汁づくり。

米が炊けたところで残りの熾火(おきび)でアユを焼いていく。

羽釜で炊いたご飯は飯切りに移して、各自おにぎりを作って食べてもらった。お米は昨年収穫したイセヒカリ。香り高くおいしく炊けました!

根菜やキノコをたっぷり入れたシシ汁。お漬物などの副菜でおいしくいただきました。

午後、早々に神饌田は刈り上がり、残り時間は観察会に当てます。

ため池への将来のタナゴ類定着のため、5月に香川淡水魚研究会の手によってヨシノボリが放流されましたが、今日は県内産のドブガイが入りました。タナゴは2枚貝に産卵することが知られていますが、それら2枚貝の幼生はヨシノボリのヒレに寄生します(魚の体液を吸ってある程度の大きさになってから離れ、水底の生活が始まる)。

大きさは7㎝くらい。昔はどこにでもいたノですが今は滅多に見られなくなってしまいました。砂底でかつ定期的な水の入れ替えがある水域が必要なようです。

14時から見学者を募ってニホンミツバチの採蜜をやりました。

キイロスズメバチが2匹巡回していたので捕虫網で捕獲し、それから始めました。

採蜜の3種の神器は「インパクトドラーバー・パン切りナイフ・ブロワー」です。頂部の天板はネジ止めなのでそれを速やかに外し、最上段の箱の下部をパン切り包丁を差し込んで巣房を切っていきます。ブロワーは取り出した箱にまとわりつく蜂たちを飛散させるのに用います。

いったん広場に移動し、ときどきフタを開けてブロワーでハチを追い出します。今年は巣房のボリュームが小さく、蜜も少ないようです。

散会のあと、スタッフではざかけの頂部にブルーシートをかけていきます。

先に刈り取ったイニチノイチはすでにだいぶ乾いています。

次回10/2は今年最後のイベント、脱穀です。午後からは竹クラフトをします。参加要綱はこちらです。

五名の棚田体験会のお知らせ

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