恒例の春の観察会に、石田高校の生徒や子供たちがやってきました。
ガイドは植物に詳しい石田高校のS先生と長年五名を守ってきたH氏。
まずは早い開花でこの日が心配だったエビネの群落へ。
盛りは過ぎていたかもしれませんが、たくさんの開花株に花色のわずかな違いを探したり、写真を撮るなどして生徒たちは大喜びでした。
続いて堰堤奥の活動場所へ移動、ユキモチソウやエビネを探しながら歩きます。
ウラシマソウなどテンナンショウ属の仲間も開花し、ユキモチソウとの違いなどを確認しながら移動
今年のユキモチソウは小型のものが多いようですが、昨年よりも数多く出会うことができました
最後に、復旧工事で心配だった溜池の生物調査に。
水深も回復しており、たくさんのメダカが泳いでいるのが見えました。
行政の許可を得て石田高校が調査のためセットしてあったモンドリを引き上げます。
モツゴの中にカワバタモロコ発見、工事の影響は最小限に抑えられたようです。
石田高校の猛者3人は胴長を履いて池の中へ。
長い間格闘しましたが、成果はマツモムシ、コオイムシ、ミズカマキリ、タイコウチなど。
残念ながらゲンゴロウ、タガメはヒットしませんでした。
食当のT先生の合図で池からあがり、皆でお昼。
来れなかったU先生差し入れの豚ほほ肉をカレーにしてくれました。
その後、皆で電柵の支柱整理などして解散しました。
(報告:N/写真:N, H)