6月最初の活動日。
次の活動日が、今年の御田植祭とあって、田んぼや観察会の準備が待ち構えているのですが、会員の業務多忙により大人4名子供2人の参加でした。
まずは、農作業、観察会に備えて畦畔、観察路の草刈り。
大内代表が「大地の再生」修行に屋久島へ出かけているすきに、刈り払機でバリバリ刈ってしまいました。
代表ゴメンナサイね。
田んぼの方では畦づくりのために耕運機で溝をさし、手作業で土を寄せる作業。
昨年の台風災害から復旧した神饌田では、造成箇所を保護するために後日畔ナミをいれて養生する予定。
作業の一方で、子供たちは虫や魚採り。
心配していた虫たちも、蝶や蜂、トンボが飛んでシーズンインといった感じです。
網で捕まえたトンボはギンヤンマでした。
池ではモツゴやドジョウを捕獲、石田高校で飼育中のタガメがまもなくふ化予定のため、ぞろぞろ出てくる赤んぼタガメのために餌になる予定です。
今日は焼きそばの昼食でした。
窯開きに備えて、乾燥中の窯の補修もお手伝い。
終了後、おじさん3人が乗用車で到着、挨拶されたのは富田神社の紹介で池の観察にはるばる東京、静岡、神戸から来られた方でした。
大学の専門が生物関係でゲンゴロウやタガメのいる環境を聞きつけ、旅の途中でやってきたとのこと。
何の用意もなく池を覗き込むだけですが、なかなか熱心に観察していると、さすが専門。
ゲンゴロウとその幼虫、タガメ1齢幼虫、タイコウチ、コオイムシなどが観察できたとのこと。
復旧工事終了後の溜池で、ナミゲンゴロウや10センチ近いその幼虫、生まれたばかりのタガメ幼虫が泳ぐ姿が確認でき、この環境の底力を見せつけられました。。