救護講習会、猪入りしっぽく、散乱竹の移送

2月後半の活動日(給付金のスケジュール最終日)の今日、救護の講習会をひらきました。寒い1日でした(途中でアラレが降った)。

N先生らがお知り合いの保険の先生を呼んでくれた。4ページ分を一枚にプリントした資料が配られ、講習開始。山の現場での救護にはどのような特徴や特殊性があるのか、そしてマムシやダニ、ハチなどに出会った場合の処置法。

三角巾の使い方実演。代用でスーパーの買い物袋を切って使うこともできるそうです。

終了後、昼飯の準備。寒いので火は2カ所で焚きます。とにかく薪だけは潤沢にあるのがありがたい。今日はイノシシ入りのしっぽくうどんです。

うどんの温めと湯切りを子供たちが手伝ってくれました。

イノシシは漁師のM君の関連敷地で罠獲りしたメスの大型だそうで、脂がのっていてかつ柔らかく、うまかったです! そして手作りの七味がまた絶品。

デザートは安納芋の焼き芋。これもウマ!

午後は堰堤上流の竹の片付けをしました。ここはユキモチソウのゾーンなので伐採後び散乱した竹を取り除いておきたい。

沢にもかなり落ちている。ビフォー、

アフター。

「大地の再生」で学んだブルーシートを使った運び方で、堰堤の広場まで運びます。

このやり方だと、竹の枝葉もまとめて運ぶことができる。この竹の枝葉(下写真左)というのがくせもので、放置しても枝の方はなかなか腐らない。それで夏にはそれを覆うようにヤブ化するのです。もちろんこの放置はユキモチソウやエビネにもNGです。しかし、これは「大地の再生」手法における重要なマテリアルになるので、燃やさずに保存しておきたい。

枝葉を除いておおかた片付いたところ。皆でやると早いですね〜。

広場のヌタ場水たまりにニホンアカガエルの卵塊が数個ありました。

水中カメラモードで撮ってみる。もう孵化間近のようです。

今日はH先生のお子さんK君が一人で沢に降りてなにやら水遊びしている。すると「ぼく水がちゃんと流れるように落ち葉を取っておいたよ」と言うでありませんか。前回の「大地の再生」の講義をしっかり聴いていたらしい。子供の本能・・・ということもあるのでしょうか。

その言葉に背中を押されるように、前回九州のK嬢が抜いてくれたヤブの風道を補修しておいた。これだけで、といても気持ちのいい空間になるのです。

そのときの点穴も健在です。炭を補給しておきました。次年度は助成金のしばりがないのでより自由に活動範囲を広げることができます。ここGomyoでも「大地の再生」を引き続き行ってみたいと思います。

帰りに一人で五名コミュニティセンター前にできつつある建物を見に行きました。するとアイターンで林業に従事するI夫妻にばったり。中を見せてもらいながらいろいろ話を聞きました。来期より彼らはここで新たな予約制ジビエレストランをやるそうです。別棟でゲストハウスの営業も計画中とか。

私たちの活動も彼らに連動していくと楽しみな展開になりそうですね。

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