新著とGomyo、ユキモチソウの赤い実

2023年、新春第1回目の活動日です。LINEでは僕の新著『「大地の再生」実践マニュアル』出版記念サイン会・・・などと書かれていましたが、新著見本(5冊)は届いたものの、会員の皆さんにくまなくお渡しできるのは次回。とはいえ内容にはN先生との屋久島紀行のことや、A君と石田高校の生徒たちの写真なども登場しており、3章の事例紹介ではGomyo倶楽部のことも書いているので、2冊はふたりに渡そうと持参しました。

さて、今日はゲストが2組来ることもあり、メインのは讃岐コーチン入りのしっぽくうどん。その他にピザを準備しました。

今日は高松桜井高校の写真部の生徒さんたちが多数参加。まずは囲炉裏を激写(←古いかな💦)

というわけで午前中は広場の火の周りが賑わいました。

いよいよピザ窯始動の段になると高校生カメラマンが殺到(笑)。

今日のピザの具は自家製牡蠣のオイル煮とシメジ、かつお菜です。チーズはピザ用のほかにペコリーノロマーノ(ヒツジの乳から作ったチーズで独特の風味と旨味がある)を削ってトッピングしました。

最後の3枚はピザソースなしでチーズだけ。焼き上がりに蜂蜜をまわしかけるデザートピザ。蜂蜜は昨年Gomyo倶楽部で採れたニホンミツバチのもの。

ゲストに棚田作業の解説を。

午後から沢の散策。さすがにユキモチソウの気配はありませんでした。が・・・・

テンナンショウ属のものと思われる鮮やかな実を発見! おそらくユキモチソウです。帰宅して調べたら、これをタネとして鉢で栽培もできるらしい。次回採取してみたいと思います。

右側の小沢にも入ってみました。ここは個人的にA君が手入れをしているところです。水切りの手入れをされたところは泥が流れ、花崗岩の風化土がきれいに現れていた。

が、A君が「こうなる前のひどい状況が上に行くとわかるから」と僕らをさらに上流に連れていく。両岸の斜面は竹や雑木が枯れて倒壊し、ひどいヤブになっている。

おそらくもう何十年ものあいだ人の手が入っていないのだろう。厚く堆積した泥を掘っていく。移植ゴテで20㎝も掘ると、まったく水の気配がなかった埋もれた沢からひとすじの水が流れ出す。

そしてその底にはグライ化したドブ臭い泥が溜まっているのだった。

今年は「大地の再生」yearになることだろう。

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