今日は石田高校の生徒さんたちが久しぶりに来てくれた。朝から作業がはかどる。
前回に刈り取った池の端の草木の残骸を、運び上げてくれました。
その後は泥の浚渫。スコップにて岸際のできる範囲を。
今日は弁当持参でお願いしたのですが、汁物だけでも作ろうかな・・・と。
なにしろA君がベーコンを持ってきてくれるといい、すかさずFsさんがLINEで「キャベツ持っていきます」と応答があったので・・・ベーコンとキャベツをベースに、前夜のボルシチをもういちど再現してみようと思ったのでした。ところが「すんませんベーコン忘れました」とA君ww。
念のために昨夜の牛すじの残り(スープ付き)を持参してきてヨカッタ(笑)。オリーブオイルとたっぷり目のバターで野菜類を炒めていく。まだ椎茸が若干出ていたのでそれも投入。
Fjさんのカブ、Fsさんのキャベツもどっさり。牛すじスープとお湯を足し、白胡椒を粗く潰したものと月桂樹を入れる。
もう一方の鍋で刻んだビーツをひたひたのお湯で煮ておく(ビーツは最初から一緒に煮てしまうと赤の色がさめ気味になる)。
すでにニンジンとパプリカ、トマト缶が入って赤色を呈している鍋だが、そこに真紅のビーツとそのスープが入る。
するとみるみる冴えた赤色に❣️
A君、ムール貝を持参。鉄鍋で煮てます。配膳、ボルシチの赤が白いどんぶりに赤が映えます。
けっこういいサイズのムール貝♬
白いのはサワークリーム、そこにパセリの緑を散らす。色的にも美しい・・・
学生さんたちはT先生手作りのオニギリ。僕は海苔弁当を持参。ぬか漬けはニンジンとダイコン。
ムール貝、でかくて美味かった!
午後からまた溜池へ。水が良く澄んで浅い底が見える。
久しぶりのお手伝い!
これもいい堆肥になることでしょう。
午後もだいぶ泥を上げました。バケツリレーで田んぼに入れたいですね。
前々回に「風の剪定」をしておいた堤の上のタチバナとカエデ、その剪定枝を回収し生徒さんたちと広場に運び上げた。池に飛び出している3本の木杭は、溜池の木栓です。
下写真は五色台の瀬戸内海歴史民俗資料館に展示してある木栓(樋/ひ・ゆる)「鳥居立」。
今は土管ですが昔はこのような丸太をくり抜いたものが管とそて使われていたのです。
これは高瀬町の朝日山公園に展示されていた樋(ひ・ゆる)の説明です。樋の用材にはネズ(モロダ)が使われていたんですね。
大きな溜池はこのような三段構造になっているものもあるようです。昔はこれを人力で構築したんですから凄いですね‼️
面白い資料を見つけました。2007年「日本ストックホルム青少年水大賞」を受賞した「キンタイを救う“池干し”の謎―ニッポンバラタナゴの産卵床となる ドブガイの繁殖に影響を及ぼす伝統的な“池干し”の効果―」(清風高等学校生物部 関西大倉高等学校)です。池干しの効果とドブガイの繁殖について、汚泥の分析なども行われていて興味深いレポート。Gomyo倶楽部の溜池の今後に参考になりそうです。
https://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/jyusyou_katudou/no9/no9_pdf/seifuu_kansai.pdf