今年度3回目の観察会です。
今回は、五名で地域連携に取り組む香川大学の学生4名が五名在住の会員O氏の案内で参加、また遠く茨城県からの参加者もありました。
講師は、長年保護活動携わってきたH氏。
今回は、学生たちにここで何かを身につけて帰ってもらいたいと、観察用の生体を用意。
ゲンゴロウやタガメの実物を見るのは、もちろん初めての参加者たち。
常連の子供たちは、いつもながら生きてる虫たちから離れません。
レクチャーの後、いよいよ溜池の調査。
通年調査している石田高校の先生・生徒ともんどりを入れます。
その後、学生たちはB池の観察へ、石田高校のU先生、生徒はお昼の仕込み。
猪の打込み汁です。
うどんは生徒たちが朝学校で踏んでくれました。
最近、食当のU先生も腕を上げ、素麺、うどんの麺類まかせてくださいとのこと。
言葉どおり、なかなかの出来でした。
その後、もんどりの確認へ。
カワバタモロコやドジョウ、モツゴが確認できました。
今回のテーマはドジョウが見分けられること。
そのためにH氏は、わざわざ前日スーパーでカラドジョウを仕込み持参していました。
香川県のドジョウは絶滅危惧Ⅱ類ですが、いつもながらここのドジョウは太くて大きい、元気もりもりです。
観察会終了後、残った3名で神饌田のひえ抜き。
手を休めることなくひえ抜きするM氏には脱帽です。日暮れまで黙々と抜き続け、さっぱりした神饌田はすかすかになってしまうほどでした。
神饌田の稲刈りは10月21日(日)の予定です。
(報告:N)