いよいよ窯の本運転の日が来ました! が、天気はあいにくの雨。私(大内)はちょっと出遅れて、先に火を入れてみるようにラインで指示。
窯はよく燃えていましたが、薪を詰め込みすぎていたので掻き出して調整。
両袖に空気の通り道をつけながら薪の奥へと進ませると、火吹き竹など使わなくとも、実によく燃え続けるのだ。これには皆が不思議がっていた。
火入れから1時間半、そろそろピザの準備を始めてもらった。
窯の中が高温に達すると、天井についた黒いススが白っぽくなってくる。これを「スス切れ」といい、焼き始められる合図である。
ピザは生地の出来と生地伸ばしのテクニックがとても大事だ。伸ばした生地にすばやく具とチーズをのせて焼かないと、生地がソースと具の水分を吸ってベタついてしまい、ピールに載せるのも難しく、またピールはりつきやすくもなる。
中の薪は火搔き棒で散らして片側に寄せ、焼きスペースを作る。なんとか一枚目投入。3〜4分もすれば焼きあがる。
まず2枚焼いて、みんなで「いただきます!」。「おいし〜〜〜!」「すご〜〜ほんとに焼けた〜」などと、雨にのGomyoにみなの声がこだました。
生徒もピールの扱いにチャレンジ。
形は悪くても、味はおんなじなのだぁ〜。
よく乾いた広葉樹薪を持って来たので、片側に薪を追加しながら温度を保つ。これはやはり枯れ竹の薪ではできない芸当だ。
私も1つオリジナルを作って焼いてみた。
う〜ん、美味しそうにできた。ビール欲しい!!
ちょっとお腹がふくらんだところで、めいめい自分の好きな具でオリジナルピザ焼き大会。
チーズと塩コショウだけのピザもめちゃ美味しい。やはり窯焼きの威力。
チーズを生地でくるんで「チーズナン」のように焼いてみました。
試運転とのきは左側だったが、今回は右側の亀裂から蒸気が漏れてきた。もう表面も触れないくらい熱い。今日はこの程度でやめておこう。
いい熾炭ができたので、掻き出して消火し、地盤改良資材として使います。
ハチはちょっと頭数が少なくなっていて心配です。スムシは確認できないのだが・・・。イネは順調に根付いたようです。
次回7/1の活動日は沢に落ちている枯れ竹を取り出し、沢の掃除をします。お昼はもちろんピザです!(地鶏の丸焼きもあるかもしれません)。ピールは角を丸くしたほうが使いやすいので切断の道具をお願いします。金属の火かき棒もあるといいですね。