石窯土台に屋根をかける

次の活動日(5/14)が雨予報なので、石窯土台に先に屋根をかけることにしました。N先生が助っ人のご友人を連れてきてくれ、3人で今日中に建ててしまおうという強行軍。

柱は掘っ立てが早いのだが、ここはヒノキや竹の根が多いので市販のコンクリートの束石を使うことにした。穴を掘ってグリ石を入れて突き固め、束石を半分ほど埋め込む。

柱はヒノキ丸太。ここの工事で伐採した後、石田高校の生徒たちと皮むきして保存しておいたもの。ようやく日の目を見たわけだが、ちょっと白太の部分は虫食いや腐食がはいっている。でも、ヒノキは赤芯が強いのでそのまま使うことに。

下部を切り欠きして束石の羽子板にビス止め。断面が水平ならこれだけで自立してくれる。

上部はV字にカットして桁を置き、カスガイで止める。

後ろは段差のところから短い柱を立て、水勾配は谷側に落ちるようにとる。そうしないと石窯の後部に雨が集まることになり、雨樋が必要になってくるからだ。

垂木を置いてみるが、このスパンではたわむのでやはり真ん中にもう一本柱が要る。

ここでお昼。N先生が焼きそばを用意してくれた。

ソースは仏生山のヨシノソースと、高知は安芸のマミーソース←生産量が少なく高知県内でもほとんど出まわっていない幻のソースらしい。これは旨辛味というやつ。

お皿を忘れたそうなので割り竹で♬

さて午後の部。今日はGomyo倶楽部のメンバーが私(大内)の出版記念の飲み会をひらいてくれる予定なので、4時前には上がりたい。なんとか柱が立ち、

方杖などの補強材が入って柱がしっかりと固まった。目測で垂木を均等に置き、

野地板を打つ。ここで私も車からインパクトドライバーを取り出して、二人掛かりでビス打ち。屋根材の波板を置きにかかる。

ステンレスの傘釘を打っていく。

水切りの板も一応つけておいた。

3時過ぎ、なんとか完成。

仮止めの横材はものを掛けたりするのに便利そうなので、そのままにしておく。

ちょっと垂直がズレている柱も出たが、実用には問題ない。

しかしインパクトドライバーの威力は凄い。そして図面を描かず現場合わせで寸法を決めていった。これも早く作れた理由。

丸太柱が迫力あってなかなか表情もいいです♬

次回は粘土と耐火レンガで石窯の床を作ります。

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