ドラム缶炭窯、設置開始/カブトムシの幼虫出る

11/21日、石田高校の作業場をお借りしてF先生にドラム缶を加工してもらっていました。「炭焼き」の窯をドラム缶で作るためです。今日はそれを設置します。

このところ魚を炭で焼いたり、またタンドール窯の多用で炭の需要が出てきました。いつもは焚き火でできてくる熾炭を使うのですが、それが間に合わないんですよね。

まず設計図をごらんください。

http://www.shizuku.or.tv/gennou.sumiyaki.html

『増刊現代農業/定年帰農パート2』(農文協/2000.5)に「森と農地を救う”炭やき”のススメ」と題し、国際炭やき協力会の協力を得て「ドラム缶窯」を取材したときのものです。

今回はこれに沿ってほぼ同じものを作ってみようと思いました。が、保温壁にコンパネに鉄パイプはダサいので、せっかく石があるのでそれで組んでみようと思います。

煙突の接合部は抜けないように写真のように加工しました。

下から石垣積みのように石を積んでいきます。そして間にはyuiさんのお墓の白い球石の廃材を使わせてもらいました。前日のお墓での作業の様子は僕のブログを読んでください。

https://iroridanro.net/?p=52740

積み上げながら、ドラム缶と石とのすき間に小石を入れさらに玉石を入れていきます。ほんとうは、「練り積み」といって、石と石の接着にモルタルや粘土を使うといいのですが、それだと時間がかかり過ぎるので、後から目地を埋めるように粘土を使おうと思います。

じゃまになっていた石が片付いて炭窯に使われ、耕運機が通れるようにもなって一石二鳥。

今日はこのへんで終了。蓋と一斗缶をセットしてみました。

お昼はN先生がアナゴ入りのバラ寿司を作ってきてくれ、Mくんが「きむら」で購入してきたホウボウが刺身に。

カマスも大量にあったので次々に塩焼きに。カマスは水っぽい肉質ですが、炭火で焼き枯らすと非常に美味しい。干物が似合い魚だということがよくわかります。

12/6の堆肥づくりイベントに向けての準備も行われました。昨年からコツコツ積んでいた落ち葉堆肥を掘り上げ、鉄パイプを組み直し、ここに新たな落ち葉などを参加者に運んでもらおうという段取り。

ここでなんと、この堆肥の中にごっそりとコイツらが出てきました。カブトムシの幼虫です! それもすごい数!! 樹液観察やバナナトラップを仕掛けてもまったく見ることがなかったカブトムシ、やはりここにはいるのです。

五名の森のポテンシャルを知らされたようで嬉しくなりました。

イベントは12/6ですが、12/3にドラム缶窯の屋根掛けを行います。有志はご参加ください。

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