7枚の田んぼ、山菜の天ぷら

Gomyo倶楽部に来る途中のサクラはどこもかしこも満開だった。田んぼは先生の尽力によって最上段の一枚が増え、計7枚になった。試験的に水を入れるために配水路(管)も整備された。

午前中は山菜を採りながら遊歩道の見回りなど。

いつもと反対側の小さいほうの沢・その堰堤まで登ってみる。ここまでの右岸斜面はタラの木の群生があるのだが、いつも地元の人(?)が採りに来てわれわれはまだありついたことがない。

それでここ数年、ちょこちょこと見つけ次第にタラを切らずに育ててきたので、皆で天ぷらを楽しむくらいは採れる。

エビネの群落は順調に育ってつぼみをつけ始めた。

N先生の蜂箱は渋い焼き色で新調されていた。僕の蜂箱は活発に動いているので後ろの蓋を開けて観察すると大きな蜂球ができていた。分蜂が近いかもしれない。あわてて簡易箱を近くにセットしておいた。

天ぷらの具は揃った。タラノメ、ツクシ、ヨモギ、フキ、アザミ、カラスノエンドウ、など。子供たちは汁物のすいとんづくりにとりかかる。

焚き火での天ぷらはちょっとテクニックがいる。もともと天ぷらは火加減の料理だが、焚き火の場合はこの火の調節がなかなか難しいわけである。鍋も安定しないと危ないが、かといって火口があまりに狭くてはいつまでたっても火力が上がらない

僕が調理の先陣を切って揚げたそばから食べてもらう。タラノメのあまりのうまさに皆が驚きの声をあげる。そうか、香川県人はもともと山菜になじみが薄いのかもしれない。タラノメが「山菜の王様」と呼ばれるのに納得した様子。しかし、ツクシも美味い! まあ、この季節は天ぷらにあげたらたいてい何だって食べれてしまうわけだが。

手際がわかったところでA君たちに天ぷら調理を預けて、メインの餃子入りすいとん汁をいただく。

午後は水の回った田んぼに初めての鍬入れ、まずはお神酒を差して。

極小の棚田の1枚だが、小型の耕運機ならなんとか入る。

とはいえこれならまだ大きな方だ。三重県の丸山千枚田を見に行ったことがあるが、最小のものは畳2枚分くらいだった。

その下の田んぼにも水を入れていく。一番上の田んぼは右手の沢の水を使っているが、その下は左のメインの沢から黒パイプでやってくる。竹の樋をつけ木杭で固定して田に導く。

狭いので機械をターンさせるのがけっこう大変。

その後、本流筋に入って遊歩道の整備。子供たちにも手伝ってもらい、沢の掃除をした。医師の間に詰まった落ち葉を流していくと、みるみるうちに水流が戻って泥アクがもくもくと煙のように流れていく。そして気持ちの良い水音がよみがえる。

もうすぐ開花するユキモチソウを2株みつけた。

ここが最大のネックになって沢水と沢風をふさいでいる。上流から流れてきた枯れ竹が山のように積み重なって、水流が消えてしまっている。実はこのすぐ上に大きなスギがあるのだがそれがこの春枯れてしまった。

そういえば蜂箱をかけているヤブニッケイの大樹も半分ほど枯れかかっているのだが、もともとこの一体はひどいヤブで、スギもヤブニッケイも見えないくらい竹とフジつるに覆われていたのだ。この詰まりが長いこと有機ガスを出し続けていたとしたら・・・。次回はここの詰まりを片付けてみたい。

たった一枚の田んぼを増やしただけで、景観がぐっと棚田らしくなってきた。田んぼが増えた分、代掻きや畦塗りの作業が大変になった。平日お手伝いできる皆さん、ご参加よろしくお願いいたします。