干ばつの棚田と命をつなぐ作業記録

🌾田んぼとため池の干ばつ状況

今年の干ばつは過去最悪とも言えるほど深刻です。池の最深部は水深わずか20cm。昨年浚渫した場所を中心に、再度の浚渫作業を行いました。赤米の田んぼには土砂だまりの水を2杯分汲み上げて給水しましたが、途中でポンプが停止。人も機械も熱中症寸前の中での作業となりました。

神饌田側の上流部は地盤が高く、すでに枯れ始めています。谷側は乾きやすく、葉が巻き始めました。上流の「いのちの壱」は穂が出揃い、水を欲しがっていますが、谷には水がありません。明日・明後日にも枯れてしまいそうな勢いです。

🐟魚と貝の保全活動

池では、皆さんの協力のもと、魚の退避場所として幅2m・奥行き1m・深さ1mの穴を掘りました。

日照りの影響でため池の水位が激減。貝たちを近所の池に一時避難させるため、泥の中から回収作業を行いました。

岸辺は広がり、コウホネの花が陸づたいに接写できるほどに。虫や魚たちは、こんな環境でもたくましく生きています。

🐝ニホンミツバチの巣箱メンテナンス

営巣しているニホンミツバチの巣箱のメンテナンスも行いました。古くなって朽ちそうな梯子を作り直し、継箱や採蜜の作業も実施。

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