毎年天気が心配される稲刈りイベントですが、今年は曇り空、気温も高くなく、絶好の稲刈り日和で幕を開けました。すでに神饌田と一番下流側の田んぼ以外は、有志の手で稲刈りが終了しています。
まずは神饌田のイセヒカリ奉納米を刈り取っておきます。
法面には曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めました。
今日は雑誌『IKUNAS』2回目の取材が入りました。カメラが入るので担当者からその旨説明が入ります。
石田高校の生徒たちも多数参加、稲刈りの手順・注意事項などの説明を受け・・・
稲刈り開始。ノコギリ鎌を使って刈り、麻ひもでゆわえていきます。
分担してそれを稲架木(はさぎ)に架けていく。神饌田の稲架木は鉄パイプで作られている。毎年、竹を切って作っていたのですが、荒廃竹林の整備を続けているうちに太い竹が皆無になってしまいました。
子供たちも熱心に手伝ってくれます。
お昼はGomyo倶楽部のお米をつかっておはぎと・・・
イノシシ肉入りの味噌汁。根菜やキノコもたっぷり。野菜や味噌は石田高校で作られたもの。
そして今回はピザを準備。
ピザ窯は2時間ほど余熱が必要なので朝から火起こしをして準備。涼しくなったので火の番も苦になりません。
子供たちはめいめいに好きな具材をのせたピザを。こちらは大人バージョン。バジルやゴーヤー、自家製ベーコンをのせて。
そしてA君が前回持ち込んで水路で生かしておいた・・・
ナマズをさばく!
3枚におろして金串に刺し、
ピザ窯から炭を頂戴してレンガでミニ焼き台を作って・・・
白焼きしたところで特性のタレを刷毛で塗ります。すごく香ばしい匂いが立ちのぼる!
完成♬
もう一枚焼きます。山椒の粉も準備しました。白身で美味しいです。うなぎによく似た風味、うなぎほどではないが、それでも尾のほうはけっこう脂がありました。
午後からいちばん下流の田んぼを片付けます。
かたわらにハグロトンボが飛ぶ。トンボは稲の害虫を食べてくれることもあり、日本人には古来から親しみのある象徴的な生き物だった。とくのこのハグロトンボはお盆の時期によくみられることから「亡くなった人の魂が姿を変えて現れる虫」と言われ、また神や仏の遣いであるとも信じられ、神聖な生き物とされてきた。
そろそろ終了、皆の労をねぎらおうとピザ窯の余熱でデザートを作ります。完熟のイチジクを半分に割り、ニホンミツバチの蜂蜜とワインを振りかけて・・・
窯の中へ。
イチジクの石窯焼き。本当はホイップクリームやアイスクリームを添えるとなお美味しいのだが、今回はプレーンのピザ生地を焼いてGomyo倶楽部産のニホンミツバチ蜜も直接味わってもらう。
一部は機械刈りとし、3時前に無事終了しました。
高刈りと風みちを作ってコントロールした広場上に草地に、クリの木が育って実をつけ始めました。
参加者のみなさん、スタッフのみなさん、ご苦労様でした。次回は来週9/27、脱穀のイベントです。またの参加をお待ちしています。