脱穀&「タンドール窯」を造る(その1)

10/20の稲刈りから2週間。はざ掛けされたイネを今日は脱穀します。

収量は少ないが、それなりの形になった完全無農薬米である。

もう一台、新しいハーベスターでどんどん行きます。

さて、今日の僕(大内)のミッションは、石高の生徒さんたちと「タンドール窯」を造ることなのだ。場所はピザ窯の隣。丸印の辺りに作りたい。叩き棒であらかじめ地ならししておく。

タンドール窯とは、インド料理などでナンや串刺しチキンなどを焼くためのカマドである。イラストは私が『ドゥーパ!』誌上に連載していたときのものだが、構造は単純で、筒状の底で炭火を焚き、その放熱と蓄熱された円筒の輻射熱で焼き物をする蒸し焼きカマドなのである。

素焼きの壺は骨董店で入手。あらかじめ底をカットして円筒にしておく。

しかし、この高さではちょっと足りないので、底の部分は耐火レンガでかさ上げするのである。

矢印の部分が空気孔&灰掻き穴になる。仮乗せしたら、一段ごとに写真を撮っておく。

そうして1段目から粘土を目地にして積み直していく。

2段目。

3段目は縦位置でレンガを使った。そして、レンガのすき間を粘土で埋めていく。

ここで昼食。猪肉入りすいとん♬

ブルーシートのテーブルクロスだけど、これでいいのだw。

デザートに僕んち畑のイチジクを捥(も)いできました。これに絞るレモンは先日旅した屋久島土産。

さて、午後から工事再開。僕は明日山梨で朝から取材があるので、今日の午後の新幹線に乗らねばならない。ちょっと急ぐ。

外周はレンガで組む予定だったが、隣のピザ窯と呼応するように、石で組みたくなった。

生徒さんたちに石を集めてもらい、レンガも動員しながら高さを上げていく。本来なら耐火モルタルで練り積みするのがセオリーだが、ここはあえて粘土でやりたい。

石と素焼き壺の間は小石と砂で埋めていく。

生徒たちもメモをとったり作業に加勢したりと真剣な表情。完成すれば美味しい「タンドリーチキン」が待っているゾ♬

時間が来た。今日はここまで。さてこれから上をどのような表情に仕上げるか・・・。

脱穀組もほぼ終わりに近づいたようである。今年もまた、このお米の糠でぬか漬けを。そして稲わらで「弁慶」や「わら草履」を作ってみたい。

タンドール窯づくり2回目(2020.2.19)

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