御田植祭にて

東かがわの棚田と溜め池へ。

前回から12日目。つぼみが多かったモチツツジが開花。美しい花だな。これは北関東では見られない、静岡以西~岡山と四国に分布する花。東かがわのこの一帯では林縁部にとても多い。

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モチツツジの名の由来は花の基部や若枝に粘着性があることから。

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マメ科のジャケツイバラ。これも南方性の木。花は美しくたくさんのハチを吸い寄せるが、ツル状の枝にはバラのようなトゲがある。

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マルバウツギ。これもどちらかといえば関西の花。西に引っ越して、何が嬉しいって、いままで見たことのない花との出会いである。

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棚田に水が入る。前々回草刈りした(こちら)斜面に残したキキョウが大きく育っている。そして奥に見える溜め池には・・・

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コウホネが開花。

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今日は早乙女が田植えをするお祭りの日。

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地元農業高校の生徒たちがお手植え。

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衣装が映えるね~!

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その後もセレモニーは続く。

yuiさんも玉串を。

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私は初めての田植え(手植え)体験。ん~、腰が痛くなったっす。

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水口に齊串(いぐし)が立つ。

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お昼はドジョウ汁(手打ちうどん入り)がふるまわれる。美味しかった!

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この棚田に流れるのはとても小さな水流なのだが、それが人の手によって制御され、フラットな田んぼを満たし、そこからまた次の田を細い水流が満たしていくのは、乾田の状態をつい二週間ほど前に見ていただけに、私に不思議な感動をもたらした。このような光景が弥生時代から連綿と、日本のいたるところで続けられているのだ。

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私たちSHIZUKUが最も雨水少ない讃岐に呼ばれ、棚田の流れを見せられているのも、意味あることなのだろうか。

ホトトギスの鳴き声が懐かしかった。

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