東屋づくり、ヒエ取り、ギンヤンマのヤゴ

ちょっと遅れて到着。なにやら奥の方で作業が・・・。

以前からの懸案であった農機具(耕運機など)車庫の建設である。単管(鉄パイプ)で骨組みを立て、垂木を渡してそれに直接ガルバリウム鋼板の波板を打っていく。高校生も参加。傘釘を打つにはけっこうコツがいる。

この頃は便利な金具ができていて、垂木をねじ止めできる「垂木止めクランプ」というものが売っている。

完成。軒 (ノキ)の出がないところがちょっとカッコいいかも? 風にはこれのほうが強いだろう。

傍の小池では、なにやら極小の釣りセットを持ち込んで怪しい動きのふたりw。

なんとタナゴ釣りの仕掛けで、以前ため池から放流しておいた小魚を釣っているのだった。これには子供たちが喜ばないわけがない。

昼飯は鶏の味噌汁とおはぎ。食当のUm先生に味噌汁の作り方を指導する。鶏肉のアク取りの仕方、野菜を入れる順序などなど。料理の基本のキが解っていない人が意外に多いのだし、それに薪火の調整もある。薪火のレンガかまどの周囲はきちんと草を刈ってから火をつけねばならない。延焼も心配だし、見た目も風の通りもよろしくない。

午後からもう一つ、丸太を使った東屋づくり。ここはタンドールと大型の羽釜がセットできる簡易かまどを作りたい。その雨避けになる。

すでに「羽子板付ピンコロ」が4カ所に埋め込んである。そこにV字の切れ込みを入れた柱を立てていく。倒れないように支えの野地板を2~3方に打ち、水準器で垂直をキープする。そしてV字部に梁を載せる。

V字は2方向から丸太の芯まで45度カットして割っていくのが早くてキレイにできる。

4本の柱に2本の梁が載ったら、横木を渡して止めていく。

垂木のピッチを決め、4カ所に補強のための頬杖を打つ。垂木材が足りないので今日はここまで。

その後、炎天下のなか神饌田の中の雑草取りをする。

とくにこのヒエがくせものなのである。

カヤネズミの巣がところどころにある。カヤネズミはイネの食害はせず、オヒシバやエノコログサ、バッタやイナゴを食べて暮らす生き物だ。このごろ生息状況が悪化して、「全国カヤネズミ・ネットワーク」なる保護の団体もできている。

古代米(赤米)も順調に。

N先生が仕掛けた岩手型のハチ箱は、巣の発達が遅れていて採蜜は見送られた。

帰り際に香川大学のN先生が奥様と子供さん連れで現れた。長男くんは昆虫大好きだそうで、さっそく網を持って走り回わる。そして、別の場所で取り逃がしてくやしい思いをしていたというオニヤンマを、ゲット! どうですこの嬉しそうな顔♬

次男くんはというと、この小池が面白くてひとり水辺で水を叩いて飛沫をあげて遊んでいたら・・・ドボン!

号泣! が、着替えたらあっという間に笑顔が戻り、走り回っている。

この小池にギンヤンマのヤゴがいた。

動画をアップしました。

次回の活動日は10/6ですが、平日にも随時草取りや屋根張りなどの作業を行っていますので参加したい方はメール等でお問い合わせください。

稲刈りイベントは10/20の予定です(ブログ巻頭記事参照)。

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