東かがわの棚田と溜め池の活動場所では10月11日に稲刈りが行なわれた。私は他の取材が重なって行けなかったが、農業高校の生徒さんたちが元気そうに手鎌で稲刈りをしている写真を送っていただいた。
工事との重なりやイノシシの浸入で収穫は少なかったらしいが、お田植え祭をで早乙女を演じた生徒さんたちには感慨深いものがあるのではなかろうか。
今日はそのお米の献穀先であるさぬき市大川町の富田神社(富田八幡宮)で新嘗祭があるというので参加してきた。境内にクスノキの巨樹がある。これはなかなかのもの。
棚田の活動が紹介されている看板も。
立派なお社でちょっとびっくり。まだ新しい、総ヒノキ造りのようだ。
中で私たちも神事に参加した。
その後、社務所で「直会(なおらい)」。新嘗祭というのは新穀の収穫を神に感謝するお祭りのことだ。新米を奉納し同時に私たちも初めてそれを食べ、五穀豊穣を感謝し、また祈る。直会とは祭りの終了後に、その神前に供えたものを皆でいただくことをいう。神社の方がそんな詳しい解説をしてくれる。
この里山再生活動に尽力してきたH氏の話を聞き、玄米のおにぎりをいただいた。
公共の土木工事も終わったので、来年は田んぼの活動も支障なく自由にできるそうだ。
*
帰りに見る五剣山と・・
屋島。紅葉がピークかな。でも屋島の有料道路無料化案は先送りになったらしい(ガッカリ)。